メタボリック症候群を心配する医師

メタボと頭皮の臭い・体臭について原因と予防方法を掘り下げます。

やはり痩せているよりも太っているほうが見た目にも清潔感が損なわれますよね。

ニオイは生理的に嫌われる原因になりますので、メタボ気味の人は参考にしてみて下さい。
もちろん、メタボ予備軍の人もご覧ください。

事前に予防できた方が簡単ですし、習慣化しやすいです。

メタボリック症候群が原因で体臭や頭皮の臭いを発する関連性とは

メタボリックシンドロームが原因で臭いが気になる理由にダイエットが関連してきます。

食事の制限やサプリメントなどたくさん情報がいまでは溢れていますが、過度なダイエットは逆効果になってしまいます。

過度なダイエットをすることで一時的に飢餓状態になると、ブドウ糖ではなく貯蔵されている脂肪を分解してエネルギー源にしてしまいます。
すると血液中の遊離脂肪酸を増やしてしまい、皮脂腺や汗腺から強い臭いを出してしまうのです。

そもそも30過ぎたら太りやすくなる理由

肥満気味の男性のお腹

30過ぎたら太りやすくなるのは、年齢と共に基礎新陳代謝が低下してしまうことが主な原因です。

新陳代謝が低下して、1日に燃焼できる消費カロリーが低下しているのに、20代の頃と変わらない量を食べていると消費が追い付かずドンドン脂肪がついて太っていきます。
また、同時にホルモン分泌も低下していますので、内臓脂肪も増加しやすくなります。

あともう一つは、ライフスタイルの変化にも関係します。
10代、20代に比べ運動する機会も減ってきてしまうので、運動量が急激に減少してしまうことも原因の一つです。

  • 食べる量が変わらないのに、運動量が減っている。
  • 燃焼できないほど食べている。

文字にすると簡単ですが、結局はこういうことになります。

脂肪が多いと臭い?!見た目も不潔そうに見られやすそう…

脂肪が多いから臭いのでは?と感じる人も多いでしょう。

しかし単純にそうとは言えません。
肥満の人は運動しない傾向にあるので、脂肪が溜まったまま消費されず、少しの運動で大量に汗をかいてしまいますがこれが理由で悪い汗、臭い汗になって不潔に見えてしまいます。

汗は体温調節をするのに欠かせない機能ですが、皮下脂肪が多いのが理由で熱を放出するのを妨げてしまいます。

また、不衛生に見られがちなのは、
臭いの正体は汗と雑菌ですが、肥満体型の人は贅肉が多い為たるんだお肉の間に汗がたまりやすく、体の表面に細菌が繁殖しやすくなってしまうので、その汗を放置しておくと雑菌が繁殖して臭くなるというのが主な原因です。

汗は生理現象なので、「汗をかかないようにする」よりは「汗をかいてニオイの原因になる老廃物を発散する」ということが大切です。

関連コラム

食べる量と燃焼する量のバランスを考えて食べるべき。

ジャンクフードをバカ食いする30代男性

メタボを解消するために、食べる量を減らす。
という考えもアリかと思います。

明らかに食べ過ぎなら減らすのは有効な対策でしょう。
ただし、食事量を減らすということは、必要な栄養素の量も減ってしまうことになるので注意です。

脂肪を燃焼するために、ビタミン類やタンパク質、アミノ酸と言った栄養が必要となります。

量を減らして”体重”が一時的に減少しても、これら栄養素が上手に摂取できていなければ、それは”脂肪”だけが減少しているわけではなく骨や筋肉までもが減少して痩せにくい体になっていきます。

ダイエットで大切なのは、”体重”を落とす事ではなく、”脂肪”を落とす事です。

極端に食事量を減らす事には注意が必要ですが、
燃焼しきれず贅肉として体に残ってしまうほどの量は食べないようにして、1食1食の質を高める努力が必要になるでしょう。

ウエストは食生活だけで絞れない!悲しい現実。。。

シックスパックにバキッと割れた腹筋の男

女性は勿論、男性でもお腹周りを気にしている方もたくさんいると思います。

40代近くになると多くの方が感じると思いますが、おなか周りって落ちませんよね。
軽いジョギングやウオーキング程度では、ダブついたおなか周りの贅肉は全然落ちません。

人間の体にある筋肉量の約7割が下半身にあると言われています。

なので、ジョギングやウォーキングはダイエット(脂肪を燃焼するカラダ作り)に効果的といえますが、おなか周りは別物として腹筋を鍛える工夫をしたいところです。

ウエストのたるみは見た目年齢を表しますので、腹筋を鍛えることもメタボ対策と代謝を上げてニオイを予防する為にも続けていきたい部分です。

臭いだけでなく成人病にも関わってくるから、やはりメタボは解消した方が良い。

先ほど臭いに触れましたが、ご存知の通りそれ以外にもメタボがきっかけで様々な生活習慣病の危険性があります。

聞き慣れた糖尿病や高血圧症、腎臓病やがんなど、常に危険と隣り合わせの状態になってしまいます。

運動消費カロリーが少なく、食事に塩分や油っぽいものが多っかったり、必要以上にカロリーを摂取したり、飲酒・喫煙や仕事など精神的な負荷であるストレスが加わると生活習慣病を引き起こす要因になります。

便秘気味の人におすすめ!便通改善に役立つ栄養素と食品

お通じが3日以上こない、お腹が重い、トイレに時間がかかるなど便秘になやんでいる人はたくさんいるでしょう。

腸内環境が良くないと、体臭にも悪影響を及ぼします。

便秘には様々な原因がありますが、どうしたら改善されるのでしょうか。
いくつかありますが、私が良いなと思うものをご紹介します。

発芽玄米

発芽玄米は食物繊維だけでなくミネラルやタンパク質、ビタミンなど貴重な栄養素がバランス良く含まれているため便秘解消に効果を発揮してくれます。

ビタミン

ビタミンは腸の蠕動運動を活発にしてくれるため便秘解消に良いとされます。
野菜や果物に多く含まれています。

ココア

ココアは私もよく飲みますし簡単ですのでおすすめします。
ココアには意外にも食物繊維が豊富に含まれていて、腸内の善玉菌を増やして蠕動運動を活発にしてくれて腸内を整えてくれます。また排便を促進してくれるので便秘解消、改善に効果があります。

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アンチエイジングにおすすめの食品

一般的な朝の和食

頭皮の臭い、体臭、メタボ対策にとどまらず、若返りを目指すことは多くのメリットが期待できます。

アンチエイジングで重要なことはバランスの取れた食事です。
バランスの良い食事の摂りやすさでいえば、やはり日本食ではないでしょうか。

日本食は本来玄米菜食を中心に大豆食品、海藻類などを合わせて食べるため栄養バランスが良いんです。

タンパク質は体を作るのに欠かせない栄養素ですが、肉や脂っこいものだけではコレステロールの心配になります。
なので脂の少ないタンパク質、大豆製品などを摂取することで、ビタミン摂取もできますし、カロリーを抑えられます。

また年齢によって基礎代謝が低下してきますので、悪玉コレステロールを増やさないことが大切です。
オリーブオイルや血液をサラサラにしてくれるα-リノレン酸を含むエゴマ油や亜麻仁油を取り入れるのもおすすめです。
α-リノレン酸や魚油に含まれるDHAやEPAを総称してオメガ3と呼ばれていて、これら不飽和脂肪酸は体内で作ることができない必須脂肪酸です。


頭皮の臭いに関わらず、メタボは何かと身体的な悩みのタネになりやすいので、やはり日ごろからメタボ解消と予防を無理なく続けられる習慣を取り入れることをおすすします。